顔認証IDプラットフォーム「FreeiD(フリード)」のマンション向け新サービスとして「FreeiDマンションPlus」の提供を2025年7月より開始を行い、入居者管理会社による管理を必要とせず、入居者のみで安全に顔認証の利用を開始し、顔認証登録の切替えを行うことができる仕組みにつきましては、特許を取得しております※1。
※1 DXYZ、顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」の マンションサービスで新規特許取得 ~顔認証登録・切替えを、セキュリティトークンでより便利に、よりセキュアに~(2025.05.23リリース)
■「FreeiDマンションPlus」サービス概要
入居者が「FreeiD」アプリを用いて顔認証登録を行う際、ユーザーがハードウェアトークンを所持していることを確認する仕組みを用いることで、真に登録して良いユーザーかを判定することができ、これによって管理会社等を介することなく、顔認証登録の実施、登録ユーザー(入居者)の切替えが可能となります。
この仕組みにより、分譲マンションの譲渡時などは、鍵と合わせてこのハードウェアトークンを引き渡すことで、新たなハードウェアトークン所有者(新しい入居者)は、従前の顔認証登録情報の削除もでき、より適時に、より利便性高く、よりセキュアに顔認証を利用することが可能となります。
特に分譲マンションの場合、住み替えなどで売却する際に管理会社等を介して顔認証登録情報の更新(削除、新規登録)を行うという煩雑性がなくなり、より利便性高く、よりセキュアなサービスの提供が実現します。

■ 「FreeiDマンションPlus」の主な導入効果
①入居者自身で管理運営が可能
同居人の追加等、従来必須であった管理会社とのやり取りや手続きが不要
手持ちのカード登録等も可能となり、運用の柔軟性が向上
②セキュリティ性の担保
物理的なQRコードとハードウェアトークンの所有者のみが登録可能なため、なりすましをはじめとする不正な登録を防御
③ライフサイクル全体における柔軟性の向上
物件の賃貸時や売却時など、ライフサイクル全体で発生しうる様々なユースケースに対しても、統一的な運用で対応可能